冷蔵庫に入れた食品が凍る原因と対策とは

冷蔵庫に入れた食品が凍ることがありますが、

冷凍庫ではないのにどうして凍るのでしょうか。

 

冷蔵庫に入れた食品が凍る原因はいろいろありますが、

ここでは凍らないようにする対策も含めて見ていくことにしましょう。

 

 

冷蔵庫に入れた食品が凍る原因

 

冷蔵庫の食品が凍る原因で一番考えられるのは、設定温度を低くしすぎた場合です。

 

この場合は温度設定を上げるだけで解決します。

 

しかし、冷蔵庫の食品が凍る原因はこれだけではありません。

 

庫内の食品の置き方によっても、食品が凍結する場合があります。

 

 

食品が凍りやすい場所

 

冷蔵庫の中には、食品が凍りやすい場所がいくつかあります。

 

その場所ごとに凍らないための対処法が違いますので、ひとつずつ見ていきましょう。

 

・冷気の吹き出し口周辺

 

冷気の吹き出し口は、庫内に冷風を送り出すための場所で、

もっとも冷える場所でもあります。

 

この周辺に水気の多いものを置くと、食品が凍ることがあります。

 

水気の多い食品は、吹き出し口から離して置くことで凍結を防げます。

 

また、冷気の設定が「強」になっている場合は、

「中」や「弱」に切り換えることでも改善できます。

 

・下段に置いてある食品が凍る

 

冷気は下に溜まりやすいので、冷蔵庫の下段に置いた食品が凍ることがあります。

 

この場合は下段の食品を一段上の棚に移動させて様子を見てください。

 

冷気の設定を変えることでも解決できる場合があります。

 

・ドアポケットの食品が凍る

 

ドアポケットの食品やタマゴ棚のタマゴが凍る場合は、

庫内の冷気の流れが正常ではない可能性があります。

 

冷気の流れは食品の置き方でも変わりますので、

冷気の吹き出し口付近の食品の配列を変えてみてください。

 

この場合も、冷気の設定を変えることで解決できることがあります。

 

 

食品が凍らないようにするには            

 

冷蔵庫の食品が凍らないようにするには、どうすればいいのでしょうか。

 

1.設定温度を変える

 

冷蔵庫内の食品が凍る原因としてもっとも考えられるのが、

「庫内の温度が低すぎる」ということです。

 

食品の凍結は、庫内の温度を上げるだけで解決することも少なくありません。

 

2.食品を移動させる

 

冷蔵庫の一部の食品だけが凍っている場合は、

冷気の流れのせいで凍った可能性があります。

 

この場合は凍った食品を移動させて、その場所に何も置かないようにするだけで、

解決することがあります。

 

 

3.故障を疑う

 

上記の1.2.を試しても改善しない場合は、冷蔵庫が故障しているかもしれません。

 

また、冷蔵庫の寿命は10年くらいですから、

古い冷蔵庫なら寿命ということも考えられます。

 

通常、寿命がくると冷えなくなるものですが、

古いために温度調節ができなくなって、逆に冷えすぎる場合もあります。