既読がつかない!これってブロック?

便利かつ簡単操作が特徴のコミュニケーションアプリ「LINE」。
日本で爆発的に普及し、多くの方が使用されています。
友人とのやりとりなど、メール以上によく使われているのではないでしょうか。

そんなLINEですが、既読無視や未読無視等の問題が増えています。

中でも、「ブロック」は悩ましくつらい問題ですよね。
うまくいっていると思っていた相手と急に連絡が取れなくなった、既読すらつかない、・・・
となると、ブロックを疑ってしまいます。

ブロックはLINEにおける迷惑行為の防止を目的とした機能ですが、
迷惑をかけるつもりもないのにブロックされてしまうとつらいですよね。

ここでは、IDが変更された場合、今までのブロックがどうなるか、ご紹介します。

その前に、ブロックってどういう状態?

LINEにおけるIDは各ユーザー、
つまりはアカウント毎にそれぞれひとつずつ割り振られています。

ある人をブロックする、あるいは自分が誰かにブロックされるということは、
そのアカウントとの一切の接触が断たれるということです。

例えば、あなたがあるアカウントをブロックすると、
そのアカウントの情報が一切見られなくなります(トーク履歴は残る)。
逆に、相手に自分がブロックされると、相手にいくらメッセージを送っても、
既読のつかないメッセージがたまるだけとなります。

ブロックした・された状態でIDが変更されると?

IDは各アカウントに与えられるものです。
ですので、例えば機種変更等によって今までのアカウントを破棄し、
新しいアカウントを作った場合、IDも当然ながら新しいものになります。

すると、たとえ利用者が同一人物であったとしても、
LINEアカウント的には別人と言うことになります。

つまり、次のような形となります。

■あなたが誰かをブロックをしている状態で、あなた自身がIDを変更した場合

あなたのアカウントが新しいものになっているため、
今までブロックしていた人の画面に、あなたの新アカウントが新しい友だちとして表示されます。

■逆にあなたがブロックされた状態で、あなた自身がIDを変更した場合

これまでのLINEアカウントはブロックされたままですが、
新しいアカウントはブロックされていない状態となりますので、
相手の画面上に新しい友だちとして表示されます。
要するに、新しいIDでは、連絡を取ることが可能になります。

ブロックをされた側にとってはありがたいことかもしれませんが、
ブロックした側にとっては、何か原因があってしたわけですから有り難くない話ですね。

LINEは端末のアドレス帳と同期しますので、
新しい友だちとしてどうしても表示されたくない場合には、
アドレス帳から情報を削除するしかないでしょう。

いかがでしたでしょうか。

ブロックは便利な反面、人間関係のトラブルにもつながりかねません。
また、ID変更することで再度連絡することもできますが、それも慎重に判断した上で行うようにしましょう。