麻雀の点数が一目でわかる!初心者でも使える早見表ガイド
麻雀を始めたばかりの方が必ず直面する壁、それが「点数計算」です。「役は分かるけど、実際に何点なのか分からない」「符計算が複雑すぎて諦めた」そんな経験はありませんか?
実は、麻雀の点数計算は早見表を使えば驚くほど簡単になります。この記事では、初心者の方でもすぐに使える麻雀の点数早見表の見方から、実践的な活用法まで、わかりやすく解説していきます。
もう点数計算で悩む必要はありません。早見表をマスターして、スムーズに麻雀を楽しみましょう!
1. 麻雀の点数早見表とは?初心者の救世主ツール
麻雀の点数早見表とは、翻数と符数から瞬時に点数を確認できる便利な一覧表です。複雑な計算式を覚える必要がなく、表を見るだけで正確な点数が分かるため、初心者から上級者まで幅広く利用されています。
1-1. 早見表の基本構造を理解しよう
麻雀の点数早見表は、縦軸に「翻数(1翻、2翻、3翻…)」、横軸に「符数(20符、30符、40符…)」が配置されています。この2つの要素が交わる点に、親と子それぞれの支払う点数が記載されているのです。
例えば、3翻40符の場合、表を確認すると子のツモなら700点・1300点(親から1300点、子から各700点)、ロンなら5200点と即座に分かります。親の場合はツモなら2000点オール、ロンなら7700点となります。
この早見表さえあれば、複雑な計算を頭の中で行う必要がありません。役の翻数と符を把握できれば、誰でも正確に点数を算出できるのです。
1-2. なぜ早見表が必要なのか
麻雀の点数は、基本点に倍々計算を適用するという複雑な仕組みになっています。暗算で瞬時に計算するのは、ベテランでも難しいことがあります。
特に初心者の場合、点数計算に時間がかかりすぎると、ゲームのテンポが悪くなり、他のプレイヤーを待たせてしまいます。また、計算ミスによるトラブルも避けたいところです。
早見表を使えば、これらの問題を一気に解決できます。ゲームの流れを止めることなく、正確な点数をすぐに確認できるため、スムーズに麻雀を楽しめるようになります。
実戦で麻雀の点数計算をスムーズに行いたいなら、ヤマダゲームの「麻雀1000!」がおすすめです。このゲームでは自動的に点数計算をしてくれるので、実際のプレイを通して点数の感覚を自然に身につけることができます。
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2. 麻雀の点数計算に必要な3つの要素
早見表を使う前に、まず麻雀の点数がどのように決まるのかを理解しましょう。点数計算には3つの重要な要素があります。
2-1. 要素1:役の確認
麻雀の点数計算の出発点は、まず「役」を正確に把握することです。役とは、特定の牌の組み合わせや上がり方によって成立する条件のことで、それぞれに翻数という価値が設定されています。
代表的な役としては、以下のようなものがあります。
- リーチ(1翻):聴牌を宣言して上がる
- タンヤオ(1翻):2〜8の数牌のみで構成
- 役牌(1翻):三元牌や自風牌・場風牌の刻子
- ピンフ(1翻):順子のみで構成し、両面待ち
- 対々和(2翻):全て刻子で構成
- 三暗刻(2翻):暗刻を3組作る
- 混一色(3翻):一種類の数牌と字牌のみ
- 清一色(6翻):一種類の数牌のみ
初心者の方は、まず1翻の基本役から覚えていくことをおすすめします。役を覚えれば覚えるほど、麻雀の戦略の幅が広がります。
2-2. 要素2:翻数の計算
役が確認できたら、次は翻数を合計します。複数の役が複合した場合、それぞれの翻数を足し合わせます。
例えば、「リーチ(1翻)+タンヤオ(1翻)+ツモ(1翻)」なら、合計3翻となります。さらにドラが1枚あれば4翻になります。
ドラは役ではありませんが、翻数を増やす重要な要素です。表ドラ、裏ドラ、赤ドラなど、ドラの種類も覚えておきましょう。
翻数が多いほど点数は高くなるため、高得点を狙うには翻数の高い役や、複数の役の複合を目指すことが重要です。
2-3. 要素3:符の計算
符計算は麻雀の点数計算の中でも最も複雑な部分です。しかし、基本的なパターンを覚えれば、それほど難しくありません。
符計算の基本ルールは以下の通りです。
- 基本符:常に20符
- 門前加符:門前ロン上がりで10符
- ツモ加符:ツモ上がりで2符(ピンフツモは除く)
- 待ちの形:カンチャン・ペンチャン・単騎待ちで2符
- 面子の構成:
- 明刻(中張牌):2符
- 明刻(么九牌):4符
- 暗刻(中張牌):4符
- 暗刻(么九牌):8符
- 明槓:刻子の4倍
- 暗槓:刻子の8倍
- 雀頭(対子):役牌なら2符
これらの要素を合計し、10符単位で切り上げたものが最終的な符数となります。例えば、合計が28符なら30符、32符なら40符として扱います。
ただし、ピンフツモの場合は例外的に20符、七対子は常に25符(実質的に50符扱い)となります。
3. 麻雀の点数早見表の実践的な使い方
ここからは、実際の早見表の使い方を具体例で見ていきましょう。
3-1. 基本的な読み取り方
麻雀の点数早見表を使う手順は以下の通りです。
- 役を確認し、翻数を合計する
- 符を計算する
- 早見表の該当する箇所を見つける
- 親か子か、ツモかロンかで点数を確認する
この4ステップを踏めば、誰でも正確に点数を算出できます。
3-2. 実践例1:リーチ・タンヤオ・ツモ(40符3翻)
東一局、南家(子)の手牌で考えてみましょう。
手牌:2索3索4索 5索6索7索 6筒7筒8筒 8萬8萬 ツモ8萬
この場合の役と翻数は
- リーチ:1翻
- タンヤオ:1翻
- ツモ:1翻
- 合計:3翻
符計算は
- 基本符:20符
- ツモ加符:2符
- 8萬の暗刻(中張牌):4符
- 8萬の単騎待ち:2符
- 合計:28符→30符に切り上げ
しかし、暗刻が4符、単騎が2符で26符となり、ツモ加符2符を足して28符、これを30符に切り上げます。実際には副底(基本符)が20符なので、加符点が8符(暗刻4符+単騎2符+ツモ2符)で合計28符、切り上げて30符です。
ただし、この手はタンヤオとリーチが成立しているため、符計算は少し複雑になります。正確には、基本符20符+ツモ2符+暗刻4符+単騎2符で28符、切り上げて30符となります。
しかし、より正確に計算すると
- 副底:20符
- ツモ:2符
- 暗刻(8萬・中張牌):4符
- 単騎待ち:2符
- 合計:28符→30符に切り上げ
30符3翻の子のツモを早見表で確認すると:500点・1000点(子から500点ずつ、親から1000点)となります。
3-3. 実践例2:役牌・対々和・三暗刻(60符5翻)
東一局、東家(親)の手牌を見てみましょう。
手牌:1筒1筒1筒 2索2索2索 3萬3萬3萬 白白白 ロン5筒
役と翻数は
- 役牌(白):1翻
- 対々和:2翻
- 三暗刻:2翻
- 合計:5翻
符計算は
- 基本符:20符
- 門前ロン:10符
- 1筒の暗刻(么九牌):8符
- 2索の暗刻(中張牌):4符
- 3萬の暗刻(中張牌):4符
- 白の暗刻(字牌):8符
- 単騎待ち:2符
- 合計:56符→60符に切り上げ
60符5翻の親のロンを早見表で確認すると:11600点となります。
ただし、5筒の単騎待ちで2符が加算されるため、正確な符計算を行うと56符となり、切り上げて60符です。
4. 満貫以上の点数も早見表で一目瞭然
麻雀の点数は、翻数が増えると「満貫」「跳満」「倍満」「三倍満」「役満」という段階的な呼び方に変わります。これらも早見表で簡単に確認できます。
4-1. 満貫以上の点数一覧
子の場合
- 満貫(5翻または4翻70符以上):ツモ2000点・4000点、ロン8000点
- 跳満(6〜7翻):ツモ3000点・6000点、ロン12000点
- 倍満(8〜10翻):ツモ4000点・8000点、ロン16000点
- 三倍満(11〜12翻):ツモ6000点・12000点、ロン24000点
- 役満(13翻以上):ツモ8000点・16000点、ロン32000点
親の場合
- 満貫:ツモ4000点オール、ロン12000点
- 跳満:ツモ6000点オール、ロン18000点
- 倍満:ツモ8000点オール、ロン24000点
- 三倍満:ツモ12000点オール、ロン36000点
- 役満:ツモ16000点オール、ロン48000点
満貫以上になると、符計算は不要になります(すべて満貫以上として扱われるため)。翻数だけで点数が決まるので、早見表を見れば一瞬で点数が分かります。
「麻雀1000!」では、様々な役や点数パターンを実戦で経験できます。自動計算機能があるので、点数を確認しながら遊ぶことで、自然と早見表の内容が頭に入ってきます。無料で始められるので、ぜひ試してみてください。
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5. 早見表を使いこなすためのコツとポイント
ここまでで早見表の基本的な使い方は理解できたと思います。さらに効率的に活用するためのコツをいくつか紹介します。
5-1. よく使う点数パターンを優先的に覚える
すべての点数を暗記する必要はありませんが、頻出パターンは覚えておくと便利です。特に以下のパターンは出現頻度が高いので、優先的に覚えましょう。
- 30符1翻(子):ロン1000点
- 30符2翻(子):ロン2000点
- 30符3翻(子):ロン3900点
- 30符4翻(子):ロン7700点
- 40符2翻(子):ロン2600点
- 40符3翻(子):ロン5200点
これらの基本パターンを覚えておくだけでも、ゲームの進行がぐっとスムーズになります。
5-2. 符計算の簡略化テクニック
符計算は複雑ですが、実戦では以下のような簡略化された判断で十分な場合も多いです。
- ピンフ系(順子中心):だいたい30符
- 刻子が混ざる場合:40符〜50符
- 暗刻が多い場合:50符〜60符以上
完璧な符計算よりも、大まかな符数の目安を付けられるようになることが、実戦では重要です。
5-3. デジタルツールも活用しよう
最近では、スマートフォンアプリやウェブサイトで麻雀の点数計算ができるツールも多数あります。これらを練習用に活用するのも効果的です。
ただし、実際のゲームでは自分で計算する必要があるため、ツールに頼りすぎないよう注意しましょう。あくまで学習の補助として使うのがベストです。
6. 点数早見表を使った実践練習問題
それでは、実際に早見表を使って点数を確認してみましょう。以下の問題に挑戦してみてください。
6-1. 練習問題1
**場況:**東二局、西家(子)
**手牌:**2萬3萬4萬 5萬6萬7萬 7索8索9索 南南南 ツモ6索
**ドラ:**1筒
この場合の役と点数を考えてみましょう。
解答
- 役:ツモ(1翻)
- 符:基本符20符+ツモ2符+暗刻(南・字牌)8符+両面待ち0符=30符
- 点数:30符1翻、子のツモ→300点・500点
6-2. 練習問題2
**場況:**南一局、南家(親)
**手牌:**リーチ後、3筒4筒5筒 4索5索6索 7索8索9索 東東 ロン東
**ドラ:**2萬
この場合の役と点数は?
解答
- 役:リーチ(1翻)+役牌・東(1翻)=2翻
- 符:基本符20符+門前ロン10符+暗刻(東・字牌)8符+単騎待ち2符=40符
- 点数:40符2翻、親のロン→3900点
6-3. 練習問題3
**場況:**東三局、北家(子)
**手牌:**6筒6筒6筒 7筒7筒7筒 8筒8筒8筒 9筒9筒 ツモ9筒
**ドラ:**5筒
この場合の役と点数は?
解答
- 役:対々和(2翻)+三暗刻(2翻)+ツモ(1翻)=5翻
- 符:基本符20符+ツモ2符+暗刻×4(6・7・8・9筒すべて中張牌)16符+単騎待ち2符=40符
- 点数:40符5翻→満貫、子のツモ→2000点・4000点
これらの練習問題を解くことで、早見表の使い方に慣れていきましょう。
7. 初心者が陥りがちな点数計算のミスと対策
麻雀の点数計算でよくある間違いを知っておくことで、正確な計算ができるようになります。
7-1. よくあるミス1:役の見落とし
最も多いミスが、成立している役を見落としてしまうことです。特に以下の役は見落としやすいので注意しましょう。
- イーペーコー:同じ順子が2組ある場合(門前限定)
- チャンタ:すべての面子と雀頭に么九牌が含まれる
- 三色同順:3種類の数牌で同じ数字の順子を作る
役の見落としは点数の損失につながるため、上がる前に必ず確認する習慣をつけましょう。
7-2. よくあるミス2:符計算の誤り
符計算で特に間違えやすいポイントは以下の通りです。
- 明刻と暗刻の区別:鳴いた刻子は符が半分になる
- 中張牌と么九牌の区別:么九牌(1・9・字牌)は符が2倍
- 待ちの形の判断:両面待ちは符がつかない
符計算に自信がない場合は、早見表で近い符数を確認するか、経験者に教えてもらいながら練習しましょう。
7-3. よくあるミス3:親と子の点数の混同
親と子では支払う点数が異なります。親の点数は子の1.5倍になるため、この違いを忘れずに確認しましょう。
早見表には親と子の点数が別々に記載されているので、必ず該当する方を見るようにしてください。
ここまで学んだポイントをまとめておきましょう。
【麻雀の点数早見表を使いこなすための重要ポイント】
- 早見表は翻数と符数から瞬時に点数を確認できる必須ツール
- 点数計算の3要素は「役の確認」「翻数の計算」「符の計算」
- よく使う点数パターン(30符1〜4翻、40符2〜3翻)を優先的に覚える
- 満貫以上は符計算不要で翻数のみで決まる
- 役の見落としと符計算の誤りに特に注意する
- 親と子で点数が異なることを常に意識する
これらのポイントを押さえれば、早見表を使った点数計算がスムーズになります。最初は時間がかかっても、繰り返し練習することで自然と身についていきます。
8. まとめ:早見表で麻雀がもっと楽しくなる!
麻雀の点数計算は、最初は難しく感じるかもしれませんが、早見表を活用すれば誰でも正確に点数を確認できるようになります。
この記事で学んだことを振り返ってみましょう。
【この記事で学んだ麻雀の点数計算のエッセンス】
- 早見表の基本構造:縦軸が翻数、横軸が符数で構成されている
- 点数計算の流れ:役確認→翻数計算→符計算→早見表で確認
- 実践的な使い方:頻出パターンを優先的に覚え、デジタルツールも補助的に活用
- よくあるミスへの対策:役の見落とし、符計算の誤り、親子の混同に注意
- 練習の重要性:実際のゲームで繰り返し使うことで自然と身につく
- 満貫以上の簡略化:翻数のみで点数が決まるため計算が楽になる
麻雀の点数計算は、練習すれば必ずマスターできます。早見表を手元に置いて、実際のゲームで繰り返し確認することが上達への近道です。
最初は早見表を見ながらゆっくりでも構いません。徐々に慣れてくれば、よく使う点数パターンは自然と覚えられるようになります。そうなれば、ゲームの流れを止めることなく、スムーズに点数を確認できるようになるでしょう。
点数計算の不安が解消されれば、麻雀の戦略や駆け引きに集中できるようになります。役作りの楽しさ、手牌選択の奥深さ、相手の動きを読む面白さなど、麻雀の本当の魅力を存分に味わえるようになるはずです。
さあ、今日から麻雀の点数早見表を活用して、もっと自信を持って麻雀を楽しみましょう!実践を通して点数計算のスキルを磨き、麻雀ライフをさらに充実したものにしていってください。
この記事が、あなたの麻雀上達の一助となれば幸いです。麻雀の点数計算をマスターして、楽しい麻雀ライフを送りましょう!







