麻雀の点数計算:基本から応用まで徹底解説!
麻雀の醍醐味の一つは、アガリによって得点を競うこと。しかし、点数計算は複雑で、初心者の大きな壁となっています。このガイドでは、麻雀の点数計算を基本から応用まで丁寧に解説し、図や表を用いて分かりやすく説明します。さらに、点数計算を簡略化するための便利なツールも紹介します。安心して麻雀の点数計算をマスターしましょう!
1.基本的な考え方
麻雀の点数は、符と翻という2つの要素を基に計算されます。
- 符: 手牌の構成の複雑さを表す数値。
- 翻: 役の難易度や希少性を表す数値。
符と翻が決まると、以下の早見表または計算式を用いて点数が算出されます。
2.符の計算方法
符は、主に以下の要素によって決定されます。
- アガリ方: ロン(30符)とツモ(20符)で異なります。門前ツモの場合は+2符。
- 面子: 刻子や槓子、雀頭の構成によって符が加算されます。
- 待ちの形: 単騎待ち、カンチャン待ち、ペンチャン待ちは+2符。
- 雀頭: 役牌の雀頭は2符、連風牌の雀頭は2符、自風牌の雀頭は2符。
符計算の例
例えば、ロンでアガった場合、基本の30符に加えて、以下の要素があるとします。
- 暗刻(アンコウ:鳴いていない刻子): 4符 × 2 = 8符
- 明刻(ミンコウ:鳴いた刻子): 2符
- 役牌の雀頭: 2符
- 単騎待ち: 2符
合計:30 + 8 + 2 + 2 + 2 = 44符
3.翻の計算方法
翻は、成立した役の翻数を合計します。複数の役が同時に成立する場合は、翻数を足し合わせます。例えば、リーチ(1翻)とタンヤオ(1翻)が同時に成立すれば、合計2翻となります。
4.点数早見表
符と翻が確定したら、以下の早見表を使って点数を調べます。
(子)
翻数 | 20符 | 30符 | 40符 | 50符 | 60符 | 70符 |
1翻 | 1000 | 1500 | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 |
2翻 | 2000 | 2900 | 3900 | 3900 | 3900 | 3900 |
3翻 | 4000 | 5800 | 7700 | 7700 | 7700 | 7700 |
4翻 | 8000 | 11600 | 15200 | 15200 | 15200 | 15200 |
5翻 | 満貫(12000) | 満貫 | 満貫 | 満貫 | 満貫 | 満貫 |
(親)
親の場合は、子の1 。5倍の点数になります(端数は切り上げます)。
5.点数計算式
早見表に載っていない点数や、より正確な点数を求める場合は、以下の計算式を用います。
- 基本点 = 符 × 2^(翻数 + 2)
- 子: 基本点が2000点以下の場合はそのまま。2000点を超える場合は、切り上げて2000点、3000点、4000点、6000点、8000点、満貫(12000点)、跳満(18000点)、倍満(24000点)、三倍満(36000点)、役満(48000点)と上がっていきます。
- 親: 子の点数の1 。5倍(切り上げ)。
6.点数計算ツール
点数計算は複雑なので、初心者の方は、点数計算アプリやオンライン麻雀ゲームの自動計算機能を活用すると良いでしょう。
まとめ
麻雀の点数計算は複雑ですが、基本的なルールを理解し、練習すれば必ずマスターできます。焦らず、一つずつステップアップしていきましょう。このガイドが、あなたの麻雀ライフをより充実したものにする助けになれば幸いです。