花札で勝利するためのコツとは
最近のスマホゲームはどれもデジタル化されたゲームばかりですが、同じゲームでも花札は昔ながらのアナログ的なゲームといえます。
花札で楽しく遊び、上達するためのコツとは何でしょうか。
花札初心者が勝利するためのコツ
初心者のうちはまだあまり役を覚えていないので、
いきなり大きな出来役を作ろうとするとうまくいきません。
初心者はまず、すべての出来役を覚えることが大切であり、
それが上達のコツとなります。
花札には、「猪鹿蝶」「赤タン」「青タン」「三光」など、
3枚でできる役があります。
3枚揃えるだけなら比較的簡単なので、
まずこれからやってみてください。
何でもそうですが、初心者が上達するには、
ベテランのやり方をまねることも大切です。
つまり、見て覚えるわけです。
少し慣れてきたら、取れることがはっきりした札は後回しにして、
捨てる札をしっかり判断できるようにすると、
初心者とは思えないほど強くなることができます。
花札(こいこい)の役を把握する
花札は役を作るゲームですから、ただ闇雲に札を集めていたのでは勝てません。
そのため、初心者はひととおり役を覚えることからスタートすることになります。
といっても、あわてることはありません。
最初のうちはあわてずに、出来役一覧を見ながらゆっくり覚えていけばいいのです。
札の種類を把握する
花札に使われる札は、その札ごとに点数が決まっています。
カス以外は5の倍数で増えていくと覚えると早く覚えられます。
・光札(20点)
一番得点の高い札で、松に鶴、桜に幕、ススキに月、
雨に柳(小野道風)、桐に鳳凰の5種類の札があります。
・タネ(10点)
動物や盃、橋などが描かれている札です。
・短冊(タン)(5点)
短冊が描かれている札で、5枚集めると「タン」という役ができます。
色の青い「青タン」や、文字が書かれた「赤タン」もあり、
それぞれ3枚ずつ集めると赤タン、青タンの役ができます。
・カス(1点)
花だけが描かれた札です。
10枚で「カス」という役ができます。
1月~12月までの花を把握する
花札には12か月を表す札が4枚ずつあります。
合計で48枚ですが、上達するためにはこれを覚えなくてはなりません。
札の種類は以下のとおりです。
1月:松に鶴
2月:梅に鶯
3月:桜に幕
4月:藤にほととぎす
5月:菖蒲に八橋
6月:牡丹に蝶
7月:萩に猪
8月:ススキに月・雁
9月:菊に盃
10月:紅葉に鹿
11月:雨に柳、小野道風
12月:桐に鳳凰
相手が狙っている役を推理する
花札が上達するためには、相手が狙っている役を推理することが大切です。
それには、相手が獲得した札と場札で推測するといいでしょう。
つまり、相手が取った札を見て何の役を作ろうとしているか推理するわけです。
最初のうちは、「そんなことできるの?」と不安に思うかもしれませんが、
心配することはありません。
花札は推理することを楽しむゲームですから、
相手の心の中まで読むつもりで見ていくと上達も早くなります。