簡単に電子レンジの臭い取りをする掃除方法とは

一人暮らしでも大家族でも、

使わない日はないくらい電子レンジは日本人の食卓を支える家電のひとつです。

あまり意識しない事ですが、

電子レンジの中は食品からでる汁物の飛び散りにより意外と汚れています。

電子レンジから臭いがしてきた時、

チンしてできる簡単な臭い取りの方法をご紹介しましょう!

 

電子レンジが臭くなる原因

 

電子レンジが臭くなる原因は「食品の飛び散り」です。

食品の中の水分を温めて加熱するシステムなので、

ラップをしていても食品から出る成分が庫内に充満することになるのです。

臭いの強いものを加熱するとその匂いは確実に庫内に付着します。

生肉や魚などを解凍する時も気づかない小さな破裂などで

破片が内部に飛び散っている可能性もあります。

また、油物を温めると油も付着します。

このように、電子レンジは使ったら使った分の汚れが蓄積してゆくのです。

これが『電子レンジが臭くなる原因』です。

電子レンジのニオイの元を放置しておくといずれ「焦げ付き」となり、

食品が加熱できなかったり、

発火の恐れもあるので庫内の掃除を定期的にしましょう。

 

電子レンジをチンするだけで臭いが取れる方法

 

電子レンジの臭いを気にすることなく使用するためには

毎日のお手入れがポイントです。

日常にあるもので手軽にチンしてできる臭い取りの方法をご紹介します。
・コーヒーの搾りかす

コーヒーの搾りかすは炭のような「多孔質」という構造になっており、

活性炭と同じような脱臭効果があるとされています。

小皿にコーヒーの搾りかすをいれ、ラップをせずに1分~2分加熱します。

これだけで電子レンジの臭いを吸い取ってくれるのです。

コーヒーの搾りかすは乾燥させなくても

絞ったそのままの状態で使用して問題ありません。

 

・お茶の搾りかす

お茶を抽出したあとの茶葉もチンするだけで電子レンジの臭いを取ってくれます。

茶葉にはカテキンという成分があり、消臭効果が期待されます。

小皿に入れて1分~2分加熱すると

お茶のいい香りとともにスッキリと臭いが取れるのでおすすめです。

 

・柑橘系果物の皮

みかんやグレープフルーツ、

レモンなどの皮も電子レンジの臭い取りに使えるアイテムです。

これらの柑橘類には「リモネン」が含まれており、

消臭効果のある成分と言われています。

使い方は柑橘類を皮ごと切ってそのまま電子レンジで1分~2分加熱するだけです。

特に魚の臭いの消臭効果が期待できるので試してみてください。

 

重曹を使って電子レンジ内もキレイ

 

 

臭いを取るだけでは電子レンジの掃除にはなりません。

庫内を清潔な状態で保つには汚れを拭き取る事も大切です。

そこで登場するのが「重曹」です。

粉末の重曹を大さじ1杯200ccの水に溶かします。

重曹水を皿に移して、ラップせず2~3分加熱します。

重曹水の水蒸気が庫内に充満したところで10分ほど放置してドアを開け、

皿の中の温かい重曹水を使って庫内を徹底的に拭き取ります。

重曹にも消臭効果があるので、臭いもとれ庫内がすっきりキレイな状態になります。

この方法を使えば手軽に電子レンジ内の掃除ができるので、

いつでも清潔な状態を保ち、臭いのない電子レンジになります。

 

 

電子レンジの「チン」は食品を温めるだけでなく庫内の掃除にも役立つのですね。

レンチン効果で楽しくお掃除をしてみましょう。