正直いらなくない?高輪ゲートウェイ駅の必要・不要論に終止符を打ちます!

2020年東京オリンピックに合わせて開業した高輪ゲートウェイ駅。しかしオリンピックが終わった今、その必要性に関して疑問を持つ方も多いようです。

今回の記事では「高輪ゲートウェイ駅が今どんな役割を果たしているのか」に関して調べてきましたので、ぜひ参考にしてみてください。

①高輪ゲートウェイ駅について

高輪ゲートウェイ駅は、東京都港区港南2丁目に造られ、JR東日本の山手線と京浜東北線が乗り入れています。2020年の3月14日に開業し、約50年ぶりに山手線の新駅が造られたことでも話題となりました。

田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9kmの地点に位置し、これら二駅の間にある重要な拠点となっています。

駅名は公募によって決定され、「高輪」は地域の名前から採られ、「ゲートウェイ」は、この地域が未来に向けての発展の入り口(ゲートウェイ)となることを意味しています。

高輪ゲートウェイ駅には他の駅にはみられない最新のテクノロジーが導入されており、ホームドアはもちろん、デジタルサイネージや顔認証による自動改札などが設置されています。
また、駅周辺は「品川開発プロジェクト」の一環として大規模な再開発が進められており、駅周辺は再開発が進んでおり、将来的にはオフィスビルや商業施設、住宅などが整備され、2025年に「高輪ゲートウェイシティ」が開業予定となっています。

駅舎のデザインは隈研吾が手掛けており、未来的かつ機能的で、ガラスと鋼鉄を使用し、折り紙を模した大屋根とモダンな外観が特徴です。

②オリンピックのために造られた駅なの?

2020年の東京オリンピックに合わせて開業され、オリンピックが終わった今、その必要性に疑問を持たれる方もいらっしゃいますが、実は、高輪ゲートウェイ駅がオリンピックに合わせて造られたという認識は間違っています。

元々駅自体は建設予定だったのですが、オリンピックに合わせて開業を早めたという言い方が正しいです。

2020年3月14日に開業していますが、これは暫定開業であり、本開業は2024年となっています。

また、2019年当初オリンピック関連のイベントが予定されていたことも、「オリンピックのために造られた駅」と誤解されてしまっている要因と考えられます。

③高輪ゲートウェイ駅はなんのために造られた?

高輪ゲートウェイ駅建設の狙いは周辺地域の再開発となっています。

駅周辺は「品川開発プロジェクト」として大規模な再開発が現在行われており、駅周辺にオフィス、ホテル、商業施設などからなる「高輪ゲートウェイシティ」が2025年に開業予定となっております。

また、これに伴い、現在高輪ゲートウェイの周辺地価は上昇傾向にあり、再開発の影響が現れているのと同時に、今後さらなる発展が期待され、都内で注目されている地域の一つです。

オフィスや商業施設群が開業した後の高輪ゲートウェイ駅の乗降人数は一日13万人と見込まれており、この乗降人数は東銀座駅や西武新宿駅と同程度の規模感となっております。

④高輪ゲートウェイ駅は必要?

今後高輪ゲートウェイ駅周辺は大規模な再開発が行われ、オフィス街や商業施設が活性化すると自然と人は集まるため、ゆくゆくは東京のランドマークの一つになり得る重要な駅です!

品川エリアの新たな玄関口として、海外需要を見越した様々な施設も計画されています。

どんな街になっていくのか、今からとてもワクワクしますね!